場 所 | 間取り | ||
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建物種別 | 戸建 | 費用(万円) | |
面 積 | 工 期 |
外壁や内装の壁は、職人さんによる塗り壁。寝室の無垢材フローリングは肌触りも心地よい。
旧軽井沢の諏訪神社のとなり、豊かな緑に囲まれた場所に今回の別荘を新築させていただきました。
施主様は70代のご夫婦様。夏だけの使用ではなく、1年を通して使える別荘をご希望とのことで、札幌市よりも冬の気温は厳しいといわれる軽井沢の冬を乗り切るため、ダブル断熱の工法、およびバイオエタノール暖炉を取り入れた別荘にさせていただきました。建物は在来工法で、延べ床面積は約180平米。2LDKの間取りで、1Fがエントランスと車2台が駐車できるガレージ、2Fにリビングダイニング&寝室&水回りという設計。
屋内は屋根板を張らずに、あえて梁をむき出しにし、高い天井高を確保。寝室のフローリングや梁、柱や壁の保護材はすべて無垢材を使用。さらに、室内の壁も、職人の手仕事による自然素材を用いた塗り壁。安心・安全で人の手作り感が伝わる空間に仕立てることができ、山小屋のような雰囲気・温かみを実現。別荘ならではの解放感とリラックスに浸ることができます。
外の大自然を一望するリビングからの眺めが当別荘のメインエリア。
別荘のコンセプトは、緑に溶け込む隠れ家的別荘。施主様が、倉本聰氏脚本のテレビドラマ「優しい時間」に登場する喫茶店(現在も実際の店舗として経営)の雰囲気に魅了され、その雰囲気をそのまま再現したいということでした。そのご希望を叶えるべく、当社の社長も自ら、北海道の富良野にある実際のお店に赴き、その世界観を理解した上で、設計をさせていただきました。
実際のお店で感じた、外にある自然と室内がまるで一体になったかのような空間を実現すべく、無垢材や塗り壁の手作り感にこだわり、2Fのリビングダイニングには、外の風景をまるで絵画のように美しく切り取れる位置に、リビングの掃き出し窓を設置。外観も山小屋風の意匠を意識し、屋根を支える方杖(ほうずえ)(屋根に対して斜めに設置されている木材)の本数を多くし、均等に配置することで、あえてデザイン的に「見せる」形に。自然の中に溶け込むような外観とともに、雪が積もってもその重量に十分に耐えうる強度を確保しました。
施主様もこちらの別荘の出来栄えには大満足をいただき、内覧の際、「お店の世界観をそのまま実現していただいた」とたいへん嬉しいお言葉を頂戴いたしました。
暖炉+エアコン+床暖房で、寒さ対策。快適空間で冬リゾートを楽しめます。
冬の軽井沢の最低気温は、北海道の札幌市よりも低い温度が記録されるなど、長野県の中でも特に寒いエリアとして有名です。
そんな、軽井沢の厳しい寒さを乗り切るため、壁には、ダブル断熱工法をとり入れ、外気の侵入を防ぐ工夫を施しました。ダブル断熱工法とは、内断熱材「セルロースファイバー」と外断熱材「ESPパネル(フォルテボード)」の二重の壁材を張ることで、高気密・高断熱を実現する工法。夏は外部からの熱の進入を抑え、冬は室内の熱を逃しません。且つ、セルロースは防音効果もある優れた建材です。
また寒さ対策として暖房器具として、バイオエタノール暖炉をリビングダイニングの壁面に埋め込み式で設置。バイオエタノール暖炉は、トウモロコシや小麦などの植物を原料とする燃料を使う暖炉のことで、煙や一酸化炭素を排出しない安全性の高い暖炉です。当然、薪ストーブのような火おこしや薪の用意は必要なく、ガスストーブ器具のように、ボタン一つで点火することができます。
暖炉の火で温められた空気が高い気密性を誇る室内に広がると、外の寒さを忘れるくらいとても快適。暖炉の火を背に、軽井沢の雪景色を眺めていると外の世界から隔絶された感覚で、心からリラックスできます。
川崎市で、リフォーム・リノベーションをお考えなら、当社までお気軽にご相談ください。長年培ったノウハウとオンリーワンのデザインで、日常空間をおしゃれな空間に変貌します。また、飲食店や雑貨店など商業施設オーナー様からのお問い合わせも歓迎。モルタル造形でインパクトのある店舗の外壁や看板を手掛けております。
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